庭木の剪定には、樹冠を整正することや枯損枝の発生を防止すること、病害虫を防除する事を目的とする夏期剪定(軽剪定)、樹木の枝を整え骨格を作る事を目的として行う冬期剪定(基本剪定)があります。当社では、大きくなりすぎた樹木は、強剪定により翌年以降の剪定を軽減する管理のご提供や又、楽しめるお庭づくりを計画していく等、様々なライフサイクルに沿ったガーデンプランを、ご提案致します。
1月は樹木が休眠期の為、寒肥を行うのが良いでしょう。又、1月下旬から2月中旬までに植替えをお勧めします。暖かくなる3月には移植、庭木・植木を植える良い時期です。施肥もこの時期に与えると良い花芽も付くのでお勧めします。4月になるとサクラ・梅・桃等には病害虫が付きやすくなる為、早期に駆除をすると良いでしょう。
5月から6月になると気温も上がり庭木・花木に害虫が付きやすくなります。特に椿などの葉の裏や枝等にも「もち病」が出ていないか確認しておくと良いでしょう。7月に入ったら幹の色々な箇所から不定芽が吹きはじめるので間引き剪定をお勧めします。8月になると気温も上昇しますので、朝の早い時間帯と夕方に水遣りを行いましょう。
9月は引き続き害虫対策をし10月下旬には生垣の止め刈りをしましょう。但し春に開花する庭木は、この時期に花芽をつけている為、刈込は避けましょう11月に入ったら囲いをする等して防寒対策をお勧めします。12月は、害虫の卵が無いか確認し早めの対策をすると来春の管理が軽減されるでしょう。